Pritnulで2回目以降接続が失敗する場合の対策

Linux Ubuntu

現状説明

クライアント:Windows10 64bit

サーバー : Ubuntu 16.04 LTS 64bit (AWS Lightsail)

プロトコル:OpenVPN (Pritunlを使用)

Windows10でPritunlを使いVPN接続をしようと思ってVPNの設定をいろいろとしてみて、Pritnulクライアントアプリケーションをインストールしていざ接続してみると問題なく接続出来た。

さて、テストのために一度切断してもう一度接続してみるとすぐにDisconnectedになってしまう。

一度目は問題なく接続できたのに、一度切断して再度接続しようとしただけでこのような状況だ。

何度Connectを押しても画像のようにすぐDisconnectedと表示される。

サーバの再起動やポートの確認などもしたが症状は変わらず困っていたところで何とか解決はできた。

日本語の記事が全然出てこなくて英語でも説明が適当だったので、同じように現象に遭遇した人のために備忘録としてここに対策を残しておく。

 エラー:TAP-Windows adapter ‘??Ethernet 2’ not found

私の場合の原因は、クライアントアプリケーションがネットワークアダプタ名をうまく取得できていなかったために起こったようだ。そもそも日本語の対策記事も少なくてこのアプリそのものも日本語対応しているわけではないのでしょうがないのだが、どうやらネットワークアダプタ名が文字化けしてしまいこのような事態になっているようだ。

ちなみに、log出力には

 TAP-Windows adapter '??Ethernet 2' not found

というようなエラーログが吐き出されていた。(??の部分は文字化けして意味不明だった)

とりあえず詳細のシステムの動きがよくわかっていないのでなぜインストール後1回目はちゃんと動作して、2回目以降がこのような動作になるのかは不明だが、対策としてはネットワーク名(アダプタ名)を変更してあげるだけで解決する。

解決方法:ネットワーク名の変更

どうやらWindows特有の問題でもあるようで、十中八九文字化けが原因なので文字化けしにくい半角英数でネットワーク名を変更してあげましょう。

[コントロールパネル] > [ネットワークとインターネット] > [ネットワーク接続]

に行き、対象となっているであろうネットワークアダプタの名前を変更する。

エラーログではTAP-Windows Adapter v9に接続しようとしていたので、この全角カタカナの”イーサネット”という名前を文字化けしなさそうな半角英数の”Ethernet”に変更しました。ある程度好きな名前つけて問題ないですが、一応今回は分かりやすいようにしました。右クリック>名前の変更(M) で変更できます。

ちなみに、その他のイーサネット2~8はPritnulインストール時に自動生成されているので複数のVPN設定されている人であれば同じようにほかのネットワークアダプタ名も変更していてもいいかもしれません。

私の場合は個人VPNサーバにしか接続しませんので現状はこの設定変更のみで特に問題は起きていません。

クライアントアプリがMac風なところからして、Windowsで使うことはあまり想定されていなかったようですね。

今のところほかのエラーは出ていないためこれ以外のエラー対策は分かりませんが、少しでも力になれれば幸いです。

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