見れなくなった原因
こんにちは、トウフです。
最近よく問い合わせがある内容に「2021年の5月や6月まではBS・CSが見れていたが突然見れなくなってしまった」というものがある。
なぜ見れなくなってしまったのかというと、各局がそれぞれのチャネルで視聴するために必要なKW(ワーキングキー)という、電波にのってやってくる情報を更新したためである。
一般的ではないが、これらの電波のことを毒電波と呼んだりすることもあるようだ。
書き換えの仕組みとしては、電波に新しいKWを載せてB-CASカードにある旧KWを書き換えることによって情報を更新している。
BS・CS各局「家の鍵を新しく変えたからその合鍵を渡すね~。あ、知らない人には渡さないよ?当たり前だけど。」
という感じで、ちゃんと契約しているB-CASカードのもとへと直接KWを届けているので不正視聴している人のもとへは何も届かず、鍵が変わっているので侵入できなくなったというわけですね。
賃貸の解約などがわかりやすいかと思いますが、新しく鍵を付け替えるので合鍵を作っていてもその鍵は使えないのと同じです。
見れるようにする方法
なぜ見れないのかは技術的にお話ししましたが、ちゃんと契約しているのに見れないのではたまったものではありません。こうなってしまっては素人には何もすることができませんので、専門業者(NHK)などにお問い合わせをすることで直接対応してもらうことができます。
もちろん、B-CASカードの書き換えは御法度なのでやめましょう。
NHKが何をするのかというと、B-CAS番号に対してKWを電波に乗せて届けてくれるのでそれで無事見れるようになります。
ちなみに、不正視聴している人はおそらくこのB-CASカード内のKWをバイナリエディタなどを駆使して書き換えているのではないでしょうか。
不思議ですね、技術的にはできてしまうのですから。
しかし、絶対にやめましょう!
たとえフリーソフトでバイナリエディタが手に入ったり、ICカードリーダーライターなどが手軽に手に入ったとしてもそれで書き換えていいのは個人使用につかうICカードなどです。B-CASカードなどには使ってはいけません。
ちなみに、ICカードリーダーライターは確定申告にも使えます。せっかくですので私が人柱になり動作確認を行ったものをこちらに紹介しておきますね。
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