市販品は高いというお話
弓道を始めたてしばらくするとゴム引きを始めると思いますが、こちら買うのは少し高いと思った方は多いのではないでしょうか。また、ゴム引きを安く自作で作ることができればいいなと思った人もいるのではないでしょうか。
ちゃんとした道具で練習するメリットとして、家でも角見の感覚を身に付ける、リリースの感覚を覚える、など様々なメリットがあります。
2,000円程度のものを買ったとしても、長く使えば気にならなくなります。しかし、やはり中高生にとっては2000円もする練習道具は高価なもの。
他にも、そこまで本格的にやるかわからないけどなんとなく触ってみたいという人にとっても市販のゴム引きセットは高く感じるものです。
そこで今回は私がダイソー(もしかしたらセリアにもあるかも)でそろえることができるゴム引きセットをご紹介します。安物だからクオリティが心配というそこのあなた、全くそんなことはありません。
めちゃくちゃちゃんとしたものが出来上がります!
ダイソーは全国にあるのである程度の品ぞろえがあればだれでも自作できますし、そこそこちゃんとしたものが作れます!しかし、ダイソーにそこまで在庫があるかは不明ですので売り切れにはご注意ください。
制作時間は5分もかかりませんのでご安心ください。
ダイソーで買いそろえるもの
さて、さっそくダイソーで買えるゴム引き自作のために必要なものを用意します。
・豚毛ボディブラシ(¥200)
・ストレッチチューブ(ゴムチューブだったらなんでもいい)
この2点になります。
ちなみに、ストレッチチューブはホームセンターやスポーツショップで売られているちゃんとしたものでももちろん大丈夫、というかそっちのほうが素材はしっかりしていると思います。(しかし400円くらいするのでお財布と相談)
以下に買ったものの写真を載せます。
こちらのボディブラシ、なんとブラシ部分と取っ手部分が取り外せるのです!(これが一番重要)
この取っ手を使います。
この取っ手には片方には穴が開いていますので、そちらも非常にポイントが高いですね。
この取っ手の幅もしっかりと弓と同じ程度の幅なのでいろいろと完璧すぎる商品です。
あとは、こいつにいい感じにゴムチューブを縛り付けます。
ダイソーに売っているストレッチチューブは8の字かOの字タイプのもので最初から輪っかになっており、取っ手がついているかと思うので、それは外してしまってから輪っかを切り、一本のチューブにしてしまいましょう。
ちなみにゴムチューブはセリアにいい感じのがありますので紹介します。
ストレッチ用のいい感じのやつがあればいいのでホームセンターなどで探してみてください。
ダイソーやセリアに限らず100均にはおそらく近い機能を持ったものがあるので探せば絶対見つかります。
組み立て方
ブラシと取っ手を分離させ、その取っ手を用意します。
取っ手の付け根の穴が開いている部分に付属していたひもを取り、そこにゴムを巻き付けます。
縛り方は外れなければ適当で大丈夫です。
こちら側を固定したら、適当な部分をもって耳の後ろまで引っ張ってみてください。
持った部分が引く際に掴む部分になるので、そこの長さから折り返した位置が巻き付ける際の基準になります。射形を作った時にちょうどいい引き具合になるように調整しましょう。
ちょうどいい長さが決まれば反対側(ブラシがついていたほう)にもゴムを巻き付けます。
この時しっかり締めすぎると調整が大変なので仮止めくらいにして試し引きしてみてください。
試し引きをして強さがちょうどよければしっかりと本締めをして完成です。
おまけ
私の場合は数年前にストレッチ用のゴムチューブを400円くらいで買ったのでそれをそのまま流用してますが、100均で買いそろえられると思います。
これで角見の練習もおうちで簡単にできます。
ぜひお試しください!
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