CDからハイレゾ音源 ~其の一~

みなさん、トウフです

今回は、ハイレゾ音源をスマホなどで聞きたいけど、どうやって自分で用意すればいいかわからないって人に向けてメモしておきます。

まず、そもそもハイレゾがなんなのかわからない人はこちらをご覧ください。

要約すると、すっごいいいデータなんですね(投げやり)

(※其の二の記事で述べますが、厳密にはHi-Resの定義には細かな決まりがあります)

 

ハイレゾのレゾっていうのがresolutionのレゾなので、resolution(解像度)がHigh(高い) というわけです。説明は省くとして、一秒間により多くのデータを取り込むわけなのですが、このデータがとてもでかいんですね。

こちらでは、ハイレゾ音源≠CD音源としていましたが、

一般的にはCD音源を端末に取り込む際にも大部分の情報が削減されてしまいます。

もっとも代表的なものがmp3ではないでしょうか。

今回は、端末でmp3以上かつ最大限CD音源を再生することを目的とした、ハイレゾ音源についてお話します。

なので、

ハイレゾ音源≧CD音源 だとお考えください。

まず、CD音源を何も加工せずに得られるデータというものがあります。それは

~.wav

というファイルです。

ちなみに、端末でwavファイルを再生することは可能です。ですが、色々と不便な点も多々あります。例えば、CD楽曲の順番(トラック番号)などを書き込めない、アーティスト情報や歌詞を書き込めない、などです。

そして、つぎに皆さんも馴染みの深いmp3のデータですが、これは非常にデータが小さく、適当に聞いている限りでは全く問題なく聞き取れます。ですが、生音などと比べるととても程遠いものとなっており、例えば、サステイン(余韻)などが途切れたり、生音と少しだけ音が変わってしまったり、などです。なぜこれが主流なのかというと、人間の耳にとっては問題なく、ほぼ同質のデータであるからです。 ですが、音楽にこだわり始めるとこの辺も気になっちゃうんですね。

データ量の比較ですが、10秒のデータがあったとして、wav,mp3はそれぞれ

wavファイル

10*2*16*44100/1000 ≒ 14 MB

mp3

160 KB

となっており、大きくデータ量が違うのがわかります。

これは、mp3にする際に可聴域(20~20kHz)外の音が小さい部分をより多く削り、それ以外にも不要な部分は削るという手法により実現されています。詳しい説明は省きますが、これだと、ある程度耳がよければ違いに気付くわけです。(それでもmp3はすごいけど)

また、mp3はデータ圧縮 という技術をつかっていますが、このデータ圧縮に関しても

可逆圧縮不可逆圧縮の2種類があります。mp3は不可逆圧縮です。名の通り、圧縮したデータは、もとには戻せないので、どんな技術をつかったとしてもmp3のデータがwavファイルと全く同じデータになることは決してないというわけです。

しかし、mp3はそのデータの軽さゆえ、強みもあります。それは、トラック番号やアーティスト情報などを共存させることができるという点です。これは、データ化された楽曲を端末で取り扱う際にはとても強い武器になります。

 

其の二へ続く

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コメント

  1. […] 其の一の続き […]

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