スマホで外部マイクを使う+注意点

最近、SPOONやイチナナLiveなどのライブ配信アプリケーションが人気を博している。

 

そこで、ワンランク上の配信をスマホで行いたいという要望も多いのではないでしょうか。

そこで、多くの人がやっているやり方の一つがオーディオインターフェースとコンデンサマイクを買って、スマホ側は4極分岐ケーブルを買ってインターフェースのモニター出力(ヘッドホンやイヤホンで自分で聞いたりするとこ)などをスマホから出ているマイク入力に入れる、という手順だ。

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このやり方でも使えるが、すこし問題がある。それが、入力レベルのミスマッチングである。

専門的と思われる言葉かもしれないが、電気信号のレベルにはラインレベルマイクレベルと呼ばれるものがある。まず先に何が違うのかというと、取り扱う電圧レベルが違うのである。

どれくらい違うのかというと、約千倍単位で違う。マイクレベル入力というのはmV(ミリボルト)という単位で表されることが多いが、ラインレベルになるとV(ボルト)という単位になる。

最初に説明したやり方の場合、モニターとして出力される電圧レベルはラインレベルと呼ばれるものになる。これを知らずに使う場合は最悪スマホが壊れることもありうるかもしれない。

では、どのようにして外部インターフェースを使うのかということになるが、やり方の一つとして出力を大きく絞って上げるのも一つの手だと思う。結局のところ、出力は電気信号なので許容される範囲内の電気信号に変えてあげられれば問題ない。この場合、普通に自分が聞くときのツマミやフェーダーの位置よりもだいぶ絞られていると思う。

そして、もう一つがマイクレベルの信号に変えれられるインターフェースを使うことだ。

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これは、マイクを小型のオーディオインターフェースとなっていてマイクレベル出力に対応している。つまり、そのままつかってあげることができる。また値段もお手頃かつコンパクトなので持ち運びにも便利である。かんたんな録音はこれとマイクがあればワンランク上の録音環境が手に入ることだろう。


 

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更にワンランク上のポータブルオーディオインターフェースとなっている。デザイン性もさながら、プロの現場でも使われている安心感などお金に余裕があるのであればぜひこちらもおすすめである。

ループバックなどをつかって直接BGMなどを流したい場合は複数チャネルを取り扱える商品を選ぶといいだろう。

一応、念の為に言っておくとマイクにはダイナミックタイプとコンデンサタイプがあり、後者はファントム電源(48 V)と呼ばれる電源が別途必要となる。コンデンサマイクを使う際はそのへんに気をつけよう。

ちなみに、マイク付きイヤホンなどのマイクはプラグインパワータイプと呼ばれるもので、決まった規格が今の所ないのが問題点である。(2020/01/13現在)

安全に配信や録音を行うに当たって、しっかりとした準備をしてからやってみよう。

ちなみに、上記の商品を使えば、今までリハスタでスタジオ録音などをして音割れに悩んでいたバンドマンなんかも、パソコンいらずで、外部マイクをつかって快適にレコーディングを行うことができるかもしれない。

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